金融用語
所得控除・税額控除
税金を減らす二つの方式
所得控除と税額控除はどちらも税金を減らしますが、効く場所が違います。所得控除は税金を計算する元になる所得そのものを減らし、税額控除は計算し終えた税金から直接差し引きます。
そのため恩恵の大きさが分かれます。所得控除は税率が高い人ほど得です。100万円の控除を受けるとき、税率35%の人は35万円、15%の人は15万円を節約できます。一方で税額控除は所得に関係なく同じ額だけ減ります。
代表的な所得控除は生命保険料控除や扶養控除など、税額控除は住宅ローン控除や寄附金控除などです。年末調整や確定申告で最も差がつく部分になります。
年末にまとめて準備しても間に合いません。支出の割合や年金の拠出は一年かけて積み上がるものなので、年初に計画を立てておくほうが、実際に戻る金額を大きく変えます。 とくに年金口座は税額控除の上限が決まっているため、その枠を埋めるだけで毎年確定した利回りを得るのに近い効果が生まれます。
