Fintentz

金融用語

調整

上がっていた価格が一時的に下がること

調整は、上がっていた価格が一時的に押し戻される局面を指します。通常は高値から10%前後の下落を指し、20%を超えると調整ではなく下落相場と呼ばれます。

調整は異常ではなく正常な過程です。市場は一直線には上がらず、過熱した価格が時折冷えることで次の上昇の土台ができます。統計的には年に一度ほど10%前後の調整が訪れます。

難しいのは、調整とトレンド転換を見分けることです。企業業績や景気の方向は変わらず価格だけが下げたなら調整の可能性が高く、業績見通し自体が折れたなら、より長い下落の始まりかもしれません。

調整局面では、もとの計画どおりに動くのが最善である場合が多いのです。毎月一定額を積み立てている人には同じ金額でより多く買える区間であり、目標比率を決めている人にはリバランスの機会にもなります。 調整を予測して先に売り、また買い戻す方法は二度とも当てる必要があるため成功率が低くなります。多くの人は二つ目の判断、つまりいつ買い戻すかで失敗します。

前の用語上げ相場・下げ相場次の用語量的緩和