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金融用語

住宅ローン

住宅を担保に組む長期ローン

住宅ローンは、買おうとする家(またはすでに持っている家)を担保に銀行から大きな金額を借り、ふつう10〜30年かけて分割で返すローンです。担保があるため信用ローンより金利が低く限度額も大きいのですが、返せなければその家は競売にかけられます。

いくら借りられるかは二つのルールで決まります。一つは住宅価格に対していくらまで貸すか(LTV)、もう一つは自分の所得に対して返済額がどれくらいか(返済負担率)です。前者は担保を、後者は返す力を見ます。ですから住宅価格がいくら上がっても、所得が変わらなければ限度額は増えない仕組みです。

返済方式も負担を大きく変えます。元利均等は毎月同じ金額を払うので家計の計画が立てやすく、元金均等は初期が重い代わりに総利息が少なくて済みます。据置期間を設けて最初の数年を利息だけにすると当面は軽くなりますが、その間は元金がまったく減らないため、後の負担と総利息が大きくなります。

数字で感覚をつかんでおくことが大切です。3,000万円を年4%・30年の元利均等で借りると毎月約14万3,000円、30年間に払う利息だけで約2,150万円になります。借りた額の70%を利息として上乗せする計算です。ですから家を買うときは価格からではなく「30年間払い続けられる月々の返済額」から逆算するほうが安全で、変動金利を選ぶなら金利が2ポイント上がったときの返済額まで先に計算しておくべきです。

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