金融用語
REIT(不動産投資信託)
不動産に投資する、株のように買える商品
REIT(リート)は、多くの人からお金を集めてオフィスビルや商業施設、物流倉庫などの不動産に投資し、そこから生まれる賃料収入を分配する商品です。株式のように取引所で売買できるので、建物を丸ごと買う資金がなくても少額から不動産に投資できます。
リートの最大の特徴は分配金です。利益の大部分を投資家に分配するようルールで定められているため、会社が現金を貯め込まずに定期的に配当します。毎月または四半期ごとに現金が入ることを望む人に人気がある理由です。
現物の不動産を買う場合と比べると長所と短所がはっきりします。取得税や仲介手数料がかからず、少額から始められ、売りたいときにすぐ売れる流動性が大きな利点です。一方で自分で物件を選んだり管理したりはできず、運用会社に報酬を払う必要があります。
リスクも知っておきましょう。リートは多くの場合、借入をして物件を購入するため、金利が上がると利息負担が増え不動産の価値も抑えられ、利上げ局面で価格が大きく下がる傾向があります。また、オフィス・商業・物流など何を保有しているかで性格がまったく変わります。「リート」という名前だけで判断せず、保有物件・空室率・借入比率を確認しましょう。
