金融用語
レバレッジETF
指数の動きを倍にして追うETF
レバレッジETFは、基礎となる指数の一日の利回りを二倍や三倍で追うよう設計された商品です。指数が一日に1%上がれば、2倍の商品は2%上がります。
核心は「一日」という言葉です。この倍率は一日単位でしか合わせられず、日数が重なると結果は大きくずれます。長期保有に適さない根本的な理由です。
上下が繰り返されると損失が積み上がります。指数が10%上がり再び10%下がって元に戻っても、2倍の商品は元より低い値にあります。これを変動による目減りと呼びます。
横ばい相場がとくに不利です。指数は動かないのにレバレッジ商品だけが削られ続ける状況が続きます。方向が確かなときに短く使う道具であって、持ち続ける資産ではありません。
信託報酬も通常のETFより高く、デリバティブを使うため構造も複雑です。商品説明書で何倍か、何を基礎とするか、どの方法で倍率を保つかを確認すべきです。 インバース商品にも同じ原理が当てはまります。下落に賭ける商品も一日単位で調整されるため、長く持てば想定と違う結果になります。
