貯蓄と投資、何が違う?
- •貯蓄 = 元本を守りいつでも引き出せるお金
- •投資 = リスクを取って増やすお金
- •近く使うお金は貯蓄、長く置くお金は投資
決定的な違い
貯蓄はお金を「守る」活動です。預金や普通預金のように元本が揺れず、いつでも引き出せる場所に置くことです。利息は低いですが値下がりの心配がありません。目的は増やすことではなく、安全に保管することです。
投資はお金を「増やす」活動です。株・ファンド・ETF・不動産のように値動きのある資産に入れ、時間とともに大きくなることを期待します。長期の期待リターンは貯蓄より高いですが、その代わり価値が揺れ、損失リスクもあります。
いつどちらを使う?
基準は「いつ使うお金か」です。近く使うお金は貯蓄に、長く使わないお金は投資に置くのが基本です。3年以内に必要なお金を投資して、ちょうどその時に市場が下がっていれば、損をして売る羽目になります。
| お金の性格 | 適する |
|---|---|
| 緊急資金・すぐ使うお金 | 貯蓄 |
| 1〜3年内の資金(住宅・結婚) | 貯蓄中心 |
| 5年以上使わないお金・老後 | 投資 |
順序が大切
安全な順序はふつう、まず緊急資金(貯蓄)を作り、カード債務のような高金利の借金を返し、その後に余ったお金を投資へ回すことです。安全網があってこそ、市場が揺れても投資を売らず持ちこたえられます。
よくある質問
貯蓄は損というのは本当?
利息が物価上昇率より低ければ実質価値は少し減ります。ただ近く使うお金や緊急資金は「値が揺れない安全さ」自体が目的です。損ではなく、安全を買う対価と考えればよいです。
いくら貯蓄していくら投資?
決まった比率はありません。緊急資金と1〜3年内に使うお金を貯蓄で先に確保し、それでも余るお金を投資へ回すのが基本原則です。
預金も投資?
広く見れば資産配分の一手段ですが、元本が保証され利息が確定しているため、ふつうは「貯蓄」に分類します。値が動き損失リスクを負うのが投資の特徴です。
今は金利が高い、全部預金では?
近く使うお金には良い選択です。ただ長期資金まで全部預金に入れると、時間が生む複利成長の機会を逃すことがあります。期間に応じて分けるのがよいです。
初心者は何から?
まず緊急資金で安全網を作り、その後は少額の積立投資から始めて経験を積む順がおすすめです。小さく始めれば市場が揺れても気持ちが揺れにくいです。
