ETFとは? ファンドと株のいいとこ取り
- •ETF = 多くの銘柄を詰めたかごを株のように取引
- •1株買うだけで自動的に分散
- •手数料が低くリアルタイム売買が可能
ETFとは?
ETFは「上場投資信託」の略です。ある指数(例:米国のS&P500、日本の日経225)やテーマをそのまま追うように、数十から数百の銘柄を詰めた一つのかごです。そのかごの一片を、個別株のように取引所で売買できるようにした商品です。
だからETFを1株買うと、その中の全銘柄に少しずつ分けて投資することになります。大金がなくても一度の購入で広く分散できるのが最大の利点です。
インデックスファンドとの違いは?
中身は似ています(どちらも指数を追う)。最大の違いは取引方法です。ETFは市場が開いている間、リアルタイムの価格で株のように売買し、伝統的なインデックスファンドは1日1回決まる基準価額で取引します。ETFは証券口座で即時に、インデックスファンドは毎月の自動積立が手軽です。
| 項目 | ETF | インデックスファンド |
|---|---|---|
| 売買 | リアルタイム取引所 | 1日1回の基準価額 |
| 自動積立 | 限定的 | 簡単 |
| 手数料 | 概ね低い | 低い |
選ぶ際の注意点
名前が似ていても中身は違います。どの指数を追うか、毎年かかる総経費率(手数料)はいくらか、規模と出来高が十分か(小さすぎると希望価格で売買しにくい)、配当をどう扱うか(分配するか自動再投資するか)を確認しましょう。
よくある質問
初心者にETFは向く?
広い指数を追うETFは少額でも分散でき、入門用によく勧められます。ただ前述のレバレッジ・テーマ型は初心者には勧めません。
ETFでも配当は出る?
組み入れ銘柄が配当を出せば、それをまとめて分配金として支払います。逆に分配せず内部で自動再投資する「累積型」ETFもあります。
ETFも損する?
もちろんです。追う指数が下がればETFも一緒に下がります。多くの銘柄に分散されるため個別株一つより揺れが小さいだけで、損失がないわけではありません。
レバレッジETFは高収益に見える?
1日単位の倍率を追う設計のため、長く持つと上下が重なり損失が積み上がりやすいです。短期的な道具に近く、初心者の長期投資には勧めません。
どの国の指数を買う?
一国に集中させるより、広範囲または複数国に分散した指数を持つ方が安全です。関心のある市場や為替の影響も含めて選ぶとよいです。
