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金融用語

CAGR(年平均成長率)

複数年の成長を毎年平均に換算した率

CAGRは年平均成長率で、複数年にわたる成長を、毎年同じ比率で伸びたものとして換算した値です。実際には上下していても「平均すると年何%だったか」を一つの数字で示します。

単純平均と違う点が重要です。100万円が1年目に100%上がって200万円になり、2年目に50%下がって100万円に戻った場合、算術平均は25%ですが実際は横ばいなので、CAGRは0%になります。複利を反映しているからです。

そのため長期の成績を比べるにはCAGRが正直です。5年で60%という表現より年9.9%という表現のほうが他の商品と比べやすく、誇張も少なくなります。

ただしCAGRも途中の過程を消してしまいます。毎年10%ずつ上がった資産と、4年間横ばいで5年目に急騰した資産が同じCAGRになりえます。数字は同じでも、持ち続ける難しさはまったく違います。 そのためCAGRを見るときは最大下落率も併せて確認するとよいでしょう。同じ年10%でも、途中で半値になった資産は最後まで持ち続けるのがはるかに困難です。

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