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金融用語

マーケットメーカー

常に売買値を提示し取引を円滑にする参加者

マーケットメイカーは、いつでも売買できるように常に両側の気配値を出す参加者です。買い手がいないときに買い、売り手がいないときに売ります。

収益は買い気配と売り気配の差から生まれます。9990円で買い1万円で売って10円を残す、という具合です。一回の利益は小さくても、一日に数万回繰り返せば大きな金額になります。

彼らがいることで市場に流動性が生まれます。売りたいときにすぐ売れるのは、反対側に常に誰かがいるからです。取引の少ない銘柄ほどマーケットメイカーの役割は大きくなります。

ETFではとくに重要な存在です。市場価格が純資産価値から離れれば、マーケットメイカーが裁定取引で埋めてくれます。ETFの価格が実際の価値についていくのは、この働きのおかげです。

ただし市場が極度に不安定になれば、彼らも気配を引っ込めます。リスクが大きくなりすぎると両側に値を出すのをやめ、その瞬間にスプレッドが急に開いて取引が難しくなります。

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