金融用語
本源的価値
価格とは別の、資産の本当の値打ち
内在価値は、その会社が実際にいくらの価値なのかを計算した値です。市場でついた価格とは別に、これから稼ぐお金を根拠に見積もった本来の値です。
計算の方法は、将来稼ぐ現金を予想し、それを現在価値に換算してすべて足すことです。資産価値を基準にする方式や、似た会社と比べる方式も併せて使います。
バリュー投資の出発点がここです。内在価値より株価が低ければ安く買うことになり、高ければ高く買うことになります。市場価格は上下しても内在価値はゆっくりとしか変わらない、という前提があります。
問題は正確な値が出ないことです。将来の成長率と割引率をいくつに置くかで結果が二倍以上開きます。だから一つの数字ではなく、おおよその範囲として見るべきです。
そこで安全余裕という考え方がつきます。計算が外れるかもしれないので、内在価値より十分に安い値でしか買わないという原則です。実戦では計算の精密さより余裕の幅のほうが重要になります。
