Fintentz

金融用語

売上総利益率

売上に占める売上総利益の割合

売上総利益率は、売上総利益を売上で割った比率です。100円分売って30円残れば30%です。金額ではなく比率なので、会社の大きさに関係なく比較できます。

この比率が高いということは、価格を高く取れるという意味です。ブランドが強い、代替品がない、技術の壁があるといった会社で高く出ます。経済的な堀を数字で確かめる方法の一つです。

業種による差が大きくなります。ソフトウェアと製薬は70〜80%台がよくあり、流通と建設は10〜20%台です。低いから悪い会社なのではなく、事業構造が違うだけです。

注目すべきは変化の向きです。この比率が数年にわたって保たれているか上がっているなら価格決定力があるということで、下がり続けているなら競争に押されている合図です。

物価が上がる時期にとくによく表れます。原価の上昇分を価格に乗せられる会社は比率を守り、それができない会社は目に見えて削られます。インフレは会社の力を試す地点です。

前の用語売上総利益(粗利)次の用語純利益率