給料管理の基本、50・30・20の予算ルール
作成者Fintentz
作成日2026.07.25
- •税引後の収入を必需50 / 娯楽30 / 貯蓄20に
- •複雑な家計簿なしで大枠のバランスを取る
- •割合は正解ではなく、事情に合わせて調整
50・30・20とは?
50・30・20ルールは、税引後の手取り収入を三つに分ける簡単な予算法です。必需支出に50%、欲しいものに使う娯楽に30%、貯蓄と借金返済に20%を割り当てます。項目を逐一書く家計簿が負担な人でも、この三つの枠を守れば大枠でお金のバランスが取れます。
- 必需50%: 家賃・管理費、食費、光熱費、交通・通信、保険など欠かせないもの
- 娯楽30%: 外食、趣味、旅行、買い物など生活を楽しむもの
- 貯蓄・借金20%: 緊急資金・投資の貯蓄と、最低返済を超える借金返済
自分の給料に当てると
| 月の手取り | 必需50% | 娯楽30% | 貯蓄20% |
|---|---|---|---|
| 25万円 | 12.5万円 | 7.5万円 | 5万円 |
| 30万円 | 15万円 | 9万円 | 6万円 |
| 40万円 | 20万円 | 12万円 | 8万円 |
最も強力なコツは「先取り貯蓄」です。20%を給料日にそのまま貯蓄・投資口座へ自動振替して目の前から外し、残りで生活します。使って残った分を貯めようとすると、たいてい残りません。
割合は事情に合わせて
この数字は出発点であって正解ではありません。物価の高い都市では必需が50%を超えやすく、その時は娯楽を減らすか収入を増やして調整します。逆に借金が多ければ20%を30%に増やし、貯蓄より返済に力を入れる方がよいです。大切なのは三つの枠のバランスを自分で意識することです。
ルールを完璧に守れなくても大丈夫です。予算の本当の目的は数字をぴたり合わせることではなく、自分のお金がどこへ行くかを知り、コントロールすることです。ざっくりでも三つの枠に分けてみるだけで、すでに大きな前進です。
よくある質問
税引前?税引後?
税金と社会保険を引いた後、実際に口座に入る手取り額が基準です。税引前の年収で計算すると実際に使える額より大きくなり、配分がずれます。
借金返済は娯楽より先では?
最低返済額は必需(50%)に入れ、それを超える追加返済は貯蓄・借金(20%)に入れます。高金利の借金が多ければ、娯楽を減らして返済の割合を増やすのが賢明です。
収入が毎月違う場合は?
直近数か月の平均、または最も少なかった月を基準に組むと安全です。多く稼いだ月の超過分は緊急資金や貯蓄に回して変動を埋めます。
貯蓄20%がどうしても出ません。
最初から20%が難しければ5%や10%で始め、少しずつ上げればよいです。割合より「先に取り分ける習慣」を作ることが先です。昇給時に増えた分を貯蓄へ足せば、自然と割合が上がります。
家計簿アプリは必須?
必須ではありません。貯蓄・投資用の口座と生活費の口座を分け、給料日に20%を先に自動振替するだけでルールの半分は守られます。道具より仕組みを作ることが核心です。
