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金融用語

生産者物価指数(PPI)

企業が売る物の価格変化を測る指標

生産者物価指数は、企業が商品を作って出荷するときの価格変化を見る指標です。消費者が買う値段ではなく、工場から出ていく値段を見ます。

消費者物価指数より先に動く傾向があります。原材料や部品の値が上がればまず生産者物価に反映され、時間差をおいて消費者価格へ移ります。だから物価の先行する合図として読まれます。

ただし常にそのまま転嫁されるわけではありません。競争が激しかったり消費が弱かったりすると、企業は原価の上昇を転嫁できず、自らの利益率を削って吸収します。この場合は生産者物価だけが上がります。

ですからこの指標は企業の利益率を測るのにも使えます。生産者物価が上がるのに消費者物価がついてこなければ、その差の分だけ企業の利幅が圧迫されているということです。

発表の項目を分けて見ることも有用です。原材料・中間財・最終財に区分されているため、物価の圧力が工程のどの段階まで来ているかを確認できます。 ただし消費者物価指数より変動が大きい点は考慮すべきです。原材料価格に直接さらされているため、一か月の数値だけで方向を断じるのは困難です。

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