金融用語
財政政策
政府が税金や支出で景気を調整すること
財政政策は、政府が税金と支出を調節して景気を管理する政策です。金利を扱う金融政策とともに、経済を動かす二本の柱になります。
景気が悪ければ政府はお金を使います。道路を造り、給付金を出し、税を下げて人々の手元にお金が回るようにします。逆に景気が過熱すれば支出を減らし税を上げて熱を冷まします。
金融政策と違うのは、対象を選べる点です。金利は全員に同じように適用されますが、財政政策は特定の産業や層に集中できます。その代わり議会を通す必要があるため時間がかかります。
限界は財源です。政府が使うお金は税金か借金です。借金を出し続ければ国家債務が積み上がり利払いが増え、後で使える余力が減っていきます。
投資家の立場からは、財政政策の向きが特定の業種に直接影響します。インフラ予算が増えれば建設や素材が、防衛予算が増えれば防衛関連が動きます。予算案の発表に注目する理由です。
