金融用語
クレジットスプレッド
リスクの高い債券と安全な債券の金利差
信用スプレッドは、社債の利回りと同じ満期の国債利回りの差です。この差がそのまま「この会社が破綻する危険」に市場がつけた値段になります。
景気が良ければスプレッドは狭まります。破綻がほとんど起きないので危険を低く見積もり、少しの上乗せでも社債を買おうという人が増えるからです。
逆に不安が高まれば急激に開きます。危険な債券を誰も買いたがらないため利回りが跳ね上がります。だから信用スプレッドは市場の恐怖を測る温度計として使われます。
株価より先に動くこともあります。債券市場の参加者は会社が返せるかを見るため、財務悪化の兆候により敏感に反応するからです。
投資家としては、スプレッドが狭すぎるときを警戒すべきです。受け取る利息が負うリスクに比べて薄いという意味で、状況が変われば損失は急速に膨らみます。 個別の会社ではなく市場全体の平均スプレッドを見る指標もあります。この値が急に開き始めれば、資金調達の環境が悪化している合図です。 株式だけを見ていると見落としやすい合図です。
