Fintentz
2008年 金融危機はなぜ起きたのか?

2008年 金融危機はなぜ起きたのか?

あなたが2008年、その場にいたら?無職の人に住宅価格の100%を貸すかどうかから始まり、融資を債券に束ねる証券化(MBS)、AAAの印を押す格付け会社とCDO、破綻しても金を払う保険CDSまで——各段階で自ら選択しながら、2008年の世界金融危機がなぜ、どのように起きたのかを物語で体験する選択型ストーリーです。

どんなコンテンツですか?

「2008年 金融危機はなぜ起きたのか?」は、あなたが2008年の金融の連鎖の当事者となり、各段階で自ら選択しながら、危機がどう作られたのかを物語として体験する選択型ストーリーです。

無職の人に住宅価格の100%を貸すかどうかを決める最初の場面から始まり、その融資が債券に束ねられ、世界へ広がり、やがて崩れていく過程を、登場人物の会話でたどります。難しい用語がなくても「なぜ起きたのか」が自然に腑に落ちるように作りました。

融資 → MBS → CDO → CDS → 崩壊、五つの段階

①無分別な融資(サブプライム):返せない人にも住宅価格の100%を貸します。価格が上がる限り、問題ないように見えました。②証券化(MBS):この融資を数千件束ねて債券にして売れば、リスクは他人へ移り、銀行の帳簿はきれいになります。

③格付けとCDO:危険な切れ端を包み直し、格付け会社が「AAA」の安全印を押します。不良融資が安全資産に化けるのです。④保険(CDS):破綻しても金を払う保険を、支えきれないほど売りまくります。⑤崩壊:金利が上がり住宅価格が下がると、すべてがドミノのように崩れ、リーマン・ブラザーズが破綻します。

「誰かの過ち」ではなく「皆の流れ」

このストーリーの核心は、危機がある一人の悪役のせいではなく、各自が「皆もやっているから」と合理的に動いた結果だという点です。リスクを常に他人へ渡せるとき誰もリスクを負わない、という構造的な問題を、選択を通じて体で感じられます。

どんな選択をしても、物語は結局危機へ収束します。これは個人の選択よりシステムのインセンティブがいかに強力かを示すための仕掛けです。登場人物や出来事は実際の2008年金融危機に基づきますが、学習と娯楽のために脚色しています。